−現在のお仕事の中で、フィルムとデジタルの比率は?
ほぼすべてがデジタルといっても支障ないですね。
−従来はフィルムで撮影されていたのですよね、戸惑いはありませんでしたか?
それまでにもポジフィルムをドラムスキャナーを使ってコンピューターに取り込み、画像編集はやっていたのでデジタルであることのメリット、デメリットは理解していましたから特に戸惑いはありませんでした。私自身では当然の流れのように思います。
写真を職業にし、そろそろ30年が見えてきました。これまで、4 x 5 や 8 x 10 のポジフィルムで撮影してきましたが時代はデジタルだと実感しています。
−現在、デジタルでの撮影がほとんどということですが、フィルムからデジタルに切り替えた大きな要因はなんでしょうか?
ロケで海外に行くこともあるのですが、X 線の事を考えるとデジタルに限ります。しかも、現場ですぐに確認ができてノートパソコンで
CD-R や DVD に書き込んで持って帰れば即納品、仕事が完了します。
短期間で仕事が終了できるのがなによりの魅力ですし、撮影ミスもないので精神的にもよいですね。(笑)
−そのことによって、お仕事の内容に変化はありましたか?
私が撮影した写真は次に広告会社や印刷会社、デザイン事務所に持ち込まれるのですが、それら業者もデジタル化が進んでいるので、デジタルでの納品のほうが喜ばれます。それまで経費に関してもフィルムと現像代で毎月数十万円かかっていたのですが、昨年は年間でも3万円程度。現像所への支払いが激減しました。
現在はデータ納品(CD-R、DVD など)やインターネット経由でも納品しているので離れていても関係なく便利ですね。 |