Photoshop Elements 3.0：Cashari!

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Photoshop CS3

名札で写真整理できる[フォトブラウザ]
※Windows版のみ

デジカメ写真を整理するソフトにも様々あり、整理・管理の方法もいろいろある。整理・管理でポイントとなるのが、「目的の写真の探し易さ」だろう。つまりは「検索しやすさ」なのだが、Photoshop Elements のフォトブラウザでは、特長的な「名札」を使った整理方法を採用している。

[ フォトブラウザ ]

取り込まれた写真を一覧表示して、お気に入り、人物、場所などカテゴリ分けして条件を決めて表示させることができる。

時間軸を移動できるタイムグラフ。

まず、撮影された写真の時期を左から右に向かってグラフで表示されているタイムグラフを利用して、およその撮影時期を絞り込める。

「家族」「友達」「場所」「イベント」など、一枚の写真に複数のカテゴリを当てはめることもできる。

検索の下準備として、名札と呼ばれるカテゴリーのアイコンを分類したい写真にドラッグ＆ドロップする。普通、分類というのはフォルダなどの入れ物に写真を分けていく感覚だが、Photoshop Elements では入れ物ではなく、写真に分類のシールを貼っていくような感覚だ。

それら名札によりカテゴリーをあらかじめ適用しておけば、検索したいカテゴリーの双眼鏡アイコンをクリックすることで、そのカテゴリーの名札を適用した写真のみが表示される。複数のカテゴリを適用することで、「友達」且つ「イベント」というように条件を重ねて絞り込むことも可能になる。あらかじめ用意されているカテゴリーは多くないので、新規カテゴリーを追加してカスタマイズしよう。

また、それらカテゴリの枠に関係なく、好きな写真だけを集めたコレクションとしてもまとめることができる。それらカテゴリー検索、コレクションとして絞り込んだ写真だけをフルスクリーンのスライドショートして楽しむこともできるので、知人に披露したい写真はあらかじめコレクションとしてまとめておくと良いだろう。

写真はフルスクリーン表示して、BGMと組み合わせたスライドショーとして楽しめ、パーティーなどでも役立ちそうだ。また、２枚の写真を並べて見比べることもできる。

同じような写真はスタックでまとめる ※Windows版のみ
デジカメ写真を取り込んだ際にありがちなのが、少しずつ構図や露出を変えて撮影した似たような写真がズラッと並んでしまうことだ。本来は一番写りの良い写真だけ残せばいいのだが、イマイチな写真であっても案外捨てられないものだ。
	Photoshop Elements では、それら似たような写真を重ねてまとめるスタックという機能がある。複数の写真を同時に選択して、右クリックで表示されるメニューからスタックを選択する。デジカメはついついシャッターを切りすぎてしまうことが多く、似たような写真ばかりが多くなってしまうので非常に便利な機能だ。

写真の縦横位置に関係なく、画面上でも写真が重なっているように見えて、必要に応じてスタック内の写真を表示することも可能だ。複数の写真をまとめることができれば見た目にもスッキリするし、写真一覧のスクロールも少なくなり使い勝手も向上する。

カレンダー形式でコメントも付けられる[日付表示] ※Windows版のみ
分類による検索を主な目的とするフォトブラウザに対して、日付表示ではカレンダー形式で誕生日、旅行といった特別な出来事から検索することができる。写真にはコメントを付けることもできるので、撮影時の出来事を記すことでデジカメ日記としても利用できるだろう。

[ 日付表示 ]

撮影された日付を元にカレンダーを利用して検索できる。その時の出来事などを写真にコメントとして付加できる。

Macintosh版は、iPhoto と連携

Macintosh版では、iPhoto と連携可能。

Macintosh 版の Photoshop Elements には、ここで紹介した写真整理モードは備わっていない。その代わり Macintosh 版では、MacOS X にバンドルされている iPhoto と連携させることができる。
iPhoto の環境設定で使用する編集アプリケーションとして Photoshop Elements を指定することで、iPhoto 上で編集したい写真をダブルクリックするとPhotoshop Elements 内に写真が読み込まれ、編集後に保存した状態は iPhoto へも反映されるようになる。

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