Windows Vista

画像の修整　−色・明暗の修整−

Windows Vista に搭載されている Windows フォトギャラリーを利用して、画像の明るさや色を調整することができます。

「自動調整」で色・明暗を最適にする

1 画像の一覧表示から修整したい画像を選択して、修整メニューをクリックします。
 

2
  修整に関するメニューが表示されるので、[自動調整] をクリックします。
すると、画像の色・明暗の状態を判断して、最適な状態に整えてくれます。
自動調整の必要に応じて [露出の調整] 、[色の調整] の値が自動設定されるので、実行されたことを表すチェックマークが表示されます。
 
自動調整前
自動調整後
 
[自動調整] はソフトウェアが判断した修整を行うので、画像の内容によっては見た目に不自然な結果になることがあります。
その場合は、[露出の調整]、[色の調整] を使ってマニュアル設定しましょう。

[露出の調整] をマニュアルで使う

1 [露出の調整] をクリックすると、明るさ、コントラストを調整するためのスライダが表示されるので、それぞれのスライダをドラッグして調整します。
 
元画像
 
明るさを極端に変化させると、本来暗くあるべき部分も明るくなったり、明るいべき部分も暗くなってしまうので、控えめにしましょう。
 
明るさ：アップ
明るさ：ダウン
 
画像にメリハリが無い場合には、コントラストを調整してメリハリを持たせましょう。
また、明るさの調整で立体感が不足してしまった場合にも、コントラストを強めるとメリハリが得られます。
 
コントラスト：アップ
コントラスト：ダウン

[色の調整] を使う

1 [色の調整] をクリックすると、色温度、濃淡、色の鮮やかさを調整するためのスライダが表示されるので、それぞれのスライダをドラッグして調整します。
 


元画像
 
[色温度] は暖色系の色味になり暖かみを感じさせたり、寒色系のクールな雰囲気を醸し出すことができます。極端に変化させると、全体の色味が変化しすぎて不自然になります。
ここでは変化がわかりやすいように極端に変更しています。
 
色温度：アップ
色温度：ダウン

[濃淡] は色の濃度が変化します。
ここでは変化がわかりやすいように極端に変更しています。
 
濃淡：アップ
濃淡：ダウン
 
[色の鮮やかさ] をアップすると、色が際だってきます。ダウンすると鮮やかさが抑えられ、モノクロになります。
 
色の鮮やかさ：アップ
色の鮮やかさ：ダウン

操作の取り消し
修整した内容は、[元に戻す] ボタンをクリックすると、操作の行程を1つずつさかのぼることが可能で、矢印をクリックすると操作の行程を一気にさかのぼることができます。
また、一旦保存した画像は [元に戻す] が [最初の状態に戻す] となり、修整を全く施していない一番最初の状態へ戻すことができます。
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