赤目を補正する

次に赤目の赤を置き換える色をスウォッチパレットから選択します。ここでは黒を選択しましたが、顔がアップの場合だと、瞳孔部分は黒い以外の微妙な色も見えるので、茶色がかった黒などを選択した方がよい場合もあります。

色の置き換えツールで、赤目部分をドラッグします。このときドラッグし始めたカーソル中心部分の色を基準として変化していくので、その基準を失わないようにマウスボタンのプレスをしたまま瞳孔部分を一気にドラッグしましょう。

もし、ドラッグしても赤目の狭い範囲しか色が変化しない場合は、必ずヒストリーパレットで作業を取り消してから、オプションバーの [許容値] の数値を上げて、再度ドラッグをやり直して下さい。
[許容値] を上げた場合は、変化する色の範囲が広がるので、 瞳孔からはみ出さないようにドラッグしましょう。

これで作業完了でもよいのですが、瞳孔がグレーになって不自然に感じられる場合もあります。その場合は瞳孔の色を少し濃くしましょう。ここでは焼き込みツールを使って色を濃くします。ツールボックスから、焼き込みツールを選択します。