写真では見た目に麺が雑然としているようだが、この素朴な雰囲気がよいのだ。汁が見えないが、私はぶかっけ用の濃い口汁にした。ぶっかけ用はかけすぎると辛くなるので量は少なめにする。
麺の太さは普通だが、コシがあってエッジがシッカリしている。しかも純白である。ぶっかけ汁もダシが効いていてうまい! 注文した2玉入りの大でも比較的玉は小さい方なので、うどん店巡りをする場合でも大を注文してもよいと思う。私も食べ終わってから3玉入りの特大でもよかったかなと感じたほどだ。
それに、やはりなによりも外で田園風景を見ながら食べられるのは香川ならではの醍醐味。もし店内が空いていても外で食べることをオススメする。
席に落ち着いて食べるのも良いが、そもそも香川のうどん店は、サッと立ち寄り、ズズッと食べて、サッと店を出て行くファーストフードなのだ。立ち食いだって当たり前なのである。雨が降っていれば、傘を差して食べよう。と、カーポートを利用した屋根もあるので、ご心配なく。
私が訪れた時にはアカ抜けた、どう見ても地元香川人ではない雰囲気の若い女の子達数人がうどんを食していたが、口々に「ムチャクチャ美味しい!」と感動していた。香川出身であることを誇りに感じる瞬間だ。
食べ終わると二つある大きなポリゴミ箱に割り箸を捨て、残っていれば汁を捨てて、店内奥の流しにどんぶりを返す。食べ終わって帰る頃にも20人くらいが店頭には並んでいた。
ちなみに店は玉がなくなり次第終了。最近、土曜日に立ち寄った知人は12時半過ぎで終了していたとのことなので、土曜日や祭日など混みそうな時期にうどん店をハシゴする際には時間に注意が必要だ。
※がもうはベルメゾンネットの「わっ!食べたい
さぬきうどんの会」でも紹介されています。 |