メモリーカードの初期化

初期化（フォーマット）はメモリーカードの内容を全て消去して、そのデジタルカメラに適した状態に整える「地ならし」のようなものです。
新しく購入したメモリーカードを最初に使う時や、他のデジタルカメラで使用していたメモリーカードをはじめて使う場合にも初期化を実行しましょう。

メモリーカードをフォーマットする

＊操作方法やメニュー名などは機種により異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

デジタルカメラにメモリーカードが入っていることを確認して、[MENU] ボタン（または [設定] ボタン）などを押します。

液晶画面に表示されたメニューから、本体の設定に関する項目（ [設定] 、[詳細設定] など）を選び、十字キーなどを使って [初期化]（もしくは [カードのフォーマット] など）を選びます。

実行ボタンを押すとフォーマットを確認する表示がされるので、[初期化]（もしくは [実行]、[OK] など）を選ぶとメモリーカードのフォーマットが始まり、数秒間で終了します。

ときどき初期化でエラー予防

パソコンとデジタルカメラ間でメモリーカードをやり取りしていると、まれに「このカードは使用できません」と表示されることがあります。
パソコンと接続した際に、Windows や MacOS 独自の情報がメモリーカードに書き込まれることがあり、それが積み重なっていくとエラーが起きる場合があります。そんなエラー防止のために、何度かやり取りをして気が付いたら初期化するように日頃から心がけましょう。
また、使用中にエラー表示が出たとしても初期化すれば、ほぼ問題なく使え続けられます。
その際、初期化は必ずデジタルカメラ本体で行いましょう。パソコン側で初期化すると、デジタルカメラではなくWindows や MacOS 独自の情報がメモリーカードに書き込まれてしまいます。