画質の設定

いつでも最高の状態で撮影したいですが、画質はファイル容量と密接に関係しているので、用途と画質のバランスをうまく保つことがポイントです。

画質は「標準画質」を基本に

イメージできるだけいつも高画質で残したいと思うのが人情ですが、高画質であるほどメモリーカードの容量を消費してしまうのが悩みどころです。

画質に関しても画像サイズ同様、用途に応じて使い分けが必要でスナップ写真や L判サイズへのプリントが主であれば、[標準画質] でも十分です。ほとんどの場合、あえて [高画質] と二枚を並べて細かい部分までじっくり見比べなければ違いはわかりにくいでしょう。

A4 サイズやそれ以上のサイズでのプリントアウトを目的とするなら、細部が大きくプリントされるので [最高画質] での撮影がよいですし、「メモリカードの空き容量が少ない」「写っている内容さえ判断できれば、できるだけたくさん撮影したい」など特別な理由がない限り [低画質] の使用は避けましょう。

もちろん目的によって撮影中に画質を変更することもあるので、いざという時に画質の変更をスムーズに行えるようデジタルカメラの操作には慣れておきましょう。

画質の設定による違い

元画像

元画像
画像サイズ
1600 × 1200 pixel
TIFF 形式の場合のファイル容量
5.5MB

赤枠内を各画質設定で下に拡大しました。

最高画質 標準画質 低画質
最高画質(600KB) 標準画質(180KB) 低画質(126KB)
[最高画質] と [低画質] の差はかなりありますが、[最高画質] と [標準画質] とは、ここまで拡大すれば差が判りますが、L 判サイズでのプリントならあまり気になりません。容量は [標準画質] が [最高画質] の 1/3、単純計算で3倍の枚数が撮影できることになります。
参照「basic:画像サイズと画質:画質」へ >>
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