デジカメ選び

いろいろデジタルカメラに関してみてきましたが、購入する際のポイントはなんでしょうか? 
デジタルカメラ選びのポイントをあげたので機種選びの参考にしてください。

L判サイズプリントが中心なら300万画素レベルで十分

旅行やスナップ写真など日常の撮影でプリントアウトしても L 判サイズが中心であれば、300万画素レベルのデジタルカメラで十分です。現状では600〜800万画素のデジカメが主流なので、画質に関してはどれを選んでもほぼ問題がないと思ってよいでしょう。

参照「画像サイズと画質:用途で使い分ける画像サイズ」へ >>

持ちやすい機種を選ぶ

デジタルカメラはやはり「道具」ですから、自分の手に馴染む機種を選びましょう。持ったときの重さや撮影するときの構えやすさなどはカタログからは判らず、人によって感じ方が違うので必ず店頭で触って確かめましょう。
コンパクトで軽いのもよいですが、軽すぎると手ぶれしやすい場合もあります。

いざという時の操作性も重要

持ちやすさと同様に重要なのが使いやすさです。メニュー項目の「選択」「決定」ボタンの判りやすさ、指の移動距離やボタンを押すときの深さなどは機種によって感覚が違います。本体は両手で支えますが、設定の切り替えは片手で行えるものが望ましいです。電源オンから撮影可能になるまでの起動時間や次の操作に移るまでの待ち時間も重要です。

できれば欲しい手ぶれ補正機能

コンパクトデジタルカメラは小さく軽いので、手ぶれしてしまうことがあります。この手ぶれを防ぐ為に「手ぶれ補正」「手ぶれ軽減」機能を備えた機種が増えています。
手ぶれ補正には大きく分けて3つの方式があり、ぶれ幅をレンズの駆動で補正する「レンズシフト式」とCCDの移動で補正する「CCDシフト式」は画質への影響がなく、ISO感度アップによる「高感度ISO式」は高感度になるほどノイズが発生しやすいですが、リーズナブルな機種でも採用が広がっています 。いずれも手ぶれを100%防げる訳ではありませんが、助けられることが多いです。

液晶モニターのサイズは、2.5型が基準

液晶モニターのサイズは撮影時の画像確認や、各種設定メニューの使用などの重要な選択のポイントとなります。従来は1.5型が主流だったのが、現在では2.5型を搭載する機種が多くなってきました。ひとつ下の1.8型や2.0型とは多少の違いに思えますが、撮影時の見やすさは大きく違ってくるので、2.5型以上をポイントに選ぶとよいでしょう。また、液晶モニターが大きいと本体サイズも大きくなりがちですが、そのぶん本体の奥行きをスリムにすることでコンパクトさを保っている機種も多くなっています。

ズームは「光学」「デジタル」の違いに注意

デジタルカメラにズーム機能は欲しいですが、ズームには「光学ズーム」と「デジタルズーム」があり画質に差があるので、カタログに記載されている倍率はどちらの数値なのか確認しましょう。

参照「ほかにもいろいろ:光学ズームとデジタルズーム」へ >>

充電しやすいものを選ぶ

つい忘れがちなのがバッテリーの充電です。いざというときにバッテリー切れにならないよう気にかけて充電しましょう。クレードル(専用台)が付属する機種なら載せるだけで意識せず充電が行え、パソコンへの画像転送も可能で便利です。ただし、旅行や出張などの外出ではクレードルはかさばるので専用充電器もあると良いでしょう。フル充電にかかる時間や、1回の充電で何枚撮影可能なのかカタログで確認しましょう。
また、乾電池型充電池タイプならバッテリーが切れてもコンビニなどでアルカリ乾電池を購入することで対応可能です。

本体以外の付属品にも目を配りましょう

どうしてもデジタルカメラ本体に目が行きがちですが、本体購入時の付属品も確認しましょう。USB ケーブルやドライバソフトが別売りだったり、急速充電池はオプションなど本体を安く購入できても必要な物がオプションではトータルで割高になるケースもあります。

メモリーカードの種類にはこだわらなくても良い

すでにパソコンを持っていて、パソコン本体にメモリーカードリーダー(スロット)が装備されている場合には、メモリーカードの互換性からデジタルカメラを選ぶのもひとつです。ただし、デジタルカメラとパソコンをUSBケーブルで直接繋げることのできる機種がほとんどなので、メモリーカードの互換性に縛られる必要はないでしょう。

参照「転送する:いろいろな転送方法」へ >>
デジカメ最新モデルのレビューは、Hands on & Reviewコーナーで
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