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人気の光学式手ぶれ補正に加え、高感度撮影による被写体ぶれ補正も搭載 手ぶれ補正機能を搭載するコンパクトデジタルカメラの中でも、いちはやくレンズ駆動による光学式手ぶれ補正を採用していたのは
LUMIX シリーズだ。
その手ぶれ補正には、2つのモードがある。
DMC-FX01 の多彩な撮影環境に対応するシーンモードには新たに [高感度] モードが搭載され、状況に応じて ISO
感度が 800〜1600 に変化して被写体ぶれを抑えてくれる。ただし、高感度での撮影はシーンモードの [高感度] モードのみで、他の撮影モード中に手動で利用できるのは
ISO 400 までだ。
撮影のポイントが判りやすくなり、さらに充実したシーンモードDMC-FX01 の撮影モード切り替えはダイヤルを回転して行う。
さきの [高感度]モードを搭載する「シーンモード」では、対応するシーンが少し増えている。
はじめてのユーザーでも判りやすい「かんたん」モード
描写力は良好、蛍光灯下では不自然な発色に感じることも画質に関しては、日陰や屋内での撮影ではわずかにカラーノイズが発生してザラつきを感じることがあるが、全体的には良好だ。飛び抜けて高画質というわけではないが、画像の細かさで不満を感じることはないだろう。
FX9 では蛍光灯下での撮影において、ホワイトバランスが適応しきれていないようで緑っぽさが気になったが、DMC-FX01 では改良されている。ただ、緑っぽさは抑えられたものの、逆にマゼンタぽい印象を受けることがある。DMC-FX01 も FX9 同様に、蛍光灯下でもオートホワイトバランスで対応しようとしているが、カメラ側の判断が実際の環境と合わないことがあるようだ。 ひとくちに蛍光灯といっても発色には数種類あるし、全ての環境で試したわけではないが、他社のデジタルカメラでは、それら蛍光灯の微妙な色の違いに対応する数種類の蛍光灯モードを備えている機種もあるので、何らかの形で対応して欲しいところだ。
コンセント直結型の携帯に優れたバッテリーチャージャー
総論:ユーザーの目線で作られた姿勢が感じられる、満足度の高い一台 コンパクトデジタルカメラの市場が頭打ちといわれる中にあって、DMC-FX01 は魅力的な機能を積極的に取り込んでいる姿勢が感じられる。FX
シリーズの光学式手ぶれによるこれまでの優位性に加え、高感度被写体ぶれ補正の対応など、現在の市場でユーザーが求めている機能をよく理解して搭載してくるタイミングも早い。
逆に広角ズームレンズは、ユーザーからの要望としてどの程度あったのか判らないが、ある種ベテラン受けするところなのでメーカーからユーザーへの提案とも受け止められる。というのもカメラに詳しくないユーザーは、広角よりも望遠の倍率を重視しがちだからだ。そして、画像演算処理や編集機能といったデジタルな提案ではなく、広角というある意味でアナログ的な提案であることも興味深い。 広角の面白さは、いつもと同じ構え方をしても広がりのある構図での撮影ができるところだ。一度、広角の面白さを体感してしまうと、一般的なコンパクトデジタルカメラでは物足りなく感じてしまうかもしれない。実際、お借りしていた DMC-FX01 を返却後、いつも使っている他社のコンパクトデジタルカメラを使っていると、「DMC-FX01 なら、もう少し広がりがでるのに…」と感じることもあった。 気になるのは、広角での撮影の面白さは屋外など実際の撮影では実感できるのだが、店頭でどの程度ユーザーに伝わるかということだ。実際の面白さに比べて「広い範囲が写る」だけでは、どうしても地味に聞こえてしまう。 ただ、もしも広角の良さが伝わりにくかったとしても、手ぶれ・被写体ぶれ補正や約320枚撮影可能なバッテリー、豊富なシーンモードなど充実した機能をたくさん備えているので心配はいらないだろう。 はじめの話に戻ることになるが、DMC-FX01 はそれらユーザーが注目する箇所に、ひとつひとつ答えている満足度の高い一台に仕上がっている。 唯一、ホワイトバランスの精度に不満は残るが、この春にコンパクトデジタルカメラの買い換えを考えているなら、DMC-FX01 はかなり有力な候補になるだろう。そして、過去の FXシリーズ 同様に人気機種になるのは間違いない。 (H-lab:山地啓之)
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