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サンプルから最適な撮影モードが設定できる、「ベストショット」機能
また、ホワイトバランスやISO感度、フラッシュモードなどの設定をカスタム登録してオリジナルのベストショットとして加えることもできる。
EX-Z500 では、電源を切っても最後に選択していたモードやホワイトバランスなどの設定を、次回の電源投入時にも記憶させておくことができる「モードメモリー」を搭載している。しかし、初期設定ではオフの状態で撮影設定であらかじめ「モードメモリー」をオンにしておかなければ、電源を切るたびにクリアされてしまう。撮影中にもこのことを知らずに電源を入れるたびに、よく使う同じベストショットを何度も選ぶ操作を繰り返してしまったので、はじめからオンでもよいと思う。 「手ぶれ」と「被写体ぶれ」、ふたつのブレに対応
ISO感度を上げてブレを補正する場合には、どうしても画像にざらつきが生じてしまう。EX-Z500
の場合でもブレは無くなっているが、かなりカラーノイズが見られるので画質を優先するなら暗い場所ではストロボを使った方がよいだろう。
画質に大きな不満はないが、ディテールの描写力がもう少し欲しい撮影中はベストショットからモードを選択した撮影で良好な結果が得られた。夏の日差しが強い状況でもあったため、色鮮やかに仕上がっている。実際の風景よりも若干鮮やかさが強い気もするが、違和感を感じるほどではなく「思い出を色鮮やかに」と受け止めればメリットとして受け止められるレベルだ。
描写力に関しては、細部のディテールの表現がもう少し欲しい。同じ500万画素で 1/2.5 型 CCD を搭載する他社製品と比較した場合に、もう少しがんばれるのではないかと感じさせるところがある。もっともこれも他社と比較したり、コンピュータのモニター上で確認した際に気付くくらいで、L判サイズのプリントでは全く問題はない。 バッテリー消費は、512MBのSDカードへ500万画素で満杯になるまで撮影をしたが、全く不安に感じることはなかった。公称フル充電で約500枚(CIPA準拠)の撮影が可能なので、これまでデジカメを購入するときは予備バッテリーの購入が必須と思っていたが、EX-Z500 ならそれも必要ないだろう。そのぶん出費が抑えられるのは嬉しい。 画像転送、充電、スライドショーも可能なクレードルが付属EX-Z500 への充電は付属するクレードルに載せてカメラ本体内で行う。このクレードルは多機能で、背面にはパソコンと接続するためのUSB端子を備え、乗せた状態で充電とパソコンへの画像転送が行える。USB端子にはプリンターも接続することもできるので、PictBridge
と USB DIRECT-PRINT に対応するプリンターと直接繋いでプリントすることも可能だ
総論:真面目なモノづくりが反映された1台EX-Z500 は本体の質感も高く、いまデジカメを買い換える場合のポイントとなる「手ぶれ」「バッテリー寿命」「液晶モニターサイズ」の3つを平均点以上でクリアしている。これらユーザーが望むものにちゃんと答えてトータルで非常によくまとめられた堅実で真面目なデジカメだと思う。
それは良いところだし確かに大型の液晶モニターもインパクトはあるが、ボディデザインなど見た目にもう少し主張が欲しい気もする。EX-Z500 も従来の EXILIM シリーズに比べると無駄を省いたシンプルなデザインは高級感もあり好感が持てるが、カシオのラインナップを見てもデザイン面でもっと冒険した機種があってもよいのではないか。EX-Z500 はシルバーの他にブラック、ゴールドもラインナップされているものの、カジュアル路線のデジカメも見てみたい。 それは今後の展開に期待するとして、EX-Z500 は機能的な部分で他社と比べて同等、もしくは超えている部分も多く、500万画素クラスへの買い換えを検討しているなら選択肢に入れて、ぜひ店頭で触ってみて欲しい。 (H-lab:山地啓之)
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カシオ